最近、少しずつ認知されてきている「低酸素トレーニング」
特殊な機械を用いて、室内を標高2,000m~3,000m程の高地環境と同じ酸素濃度にし、その中で運動を行います。
短時間で効果があり、アスリートやランナーを中心に人気を集めています。
そんな低酸素トレーニングですが、アスリートやランナーのためのもの、というイメージを持つ方がまだまだ多いのかもしれません。
もちろん、一般の方にとっても利点はたくさんあります。
低酸素トレーニングとはどのようなものなのか、どんな効果があるのか...
今日から数回に分け、低酸素トレーニングについて解説していきます。
標高2,000m~3,000m程の高地環境と同じ酸素濃度と聞くと、
「いわゆる高地トレーニングの事でしょう?」
と思う方もいらっしゃるでしょう。
高地トレーニングは、酸素濃度が低く標高の高い場所でトレーニングを行うもので、
主に競技に時間をかけることが出来るスポーツ選手や、
アスリートのトレーニング方法として用いられてきた手法です。
高地トレーニングは高地環境に長期間滞在する為、
健康のための運動としては一般の方への馴染みは薄いものでした。
また、気圧も低いため、高山病等のリスクもあります。
しかし、平地でも高地環境を作り出せる機械が開発され、
高地トレーニングと同等の効果が得られるトレーニング方法が出来たことにより、
「低酸素トレーニング」としてアスリートはもちろん、一般の方も行えるくらい、気軽で身近なものとなりました。
平地と低酸素環境下では、SpO2(血中酸素飽和度)の低下の度合いが違います。
平常値は95~99%程ですが、低酸素下では簡単な運動でも、それ以上に数値が低下します。
●SpO2が低下するとどのような効果がある?
SpO2が低下すると、身体が一時的に「危険」を感じ、生命機能を維持しようとします。
そのため、酸素の運動能力が向上&筋肉の酸素消費能力の向上が期待されます。
つまり、運動効果がUPします!
平地で運動を行い、SpO2を下げるためには「きつい」と感じるような運動が必要なうえ、限界があります。
しかし、低酸素下では簡単にSpO2を下げることが出来るため、
楽な運動でも、平地できつい運動をした時と同等、またはそれ以上の効果を期待する事ができるというわけです!
短時間でも約4倍!
つまり、”15分だけでも1時間分” の運動効果が期待できるのです!
次回は、低酸素トレーニングと関係の深い、「ミトコンドリア」についてお話いたします!
低酸素ウォーキングジムの「カルクフィット」は
スタジオの空間がまるごと低酸素!
その為、呼吸器マスクなどの機械を付ける必要なく、
快適に運動する事が可能です!
”常圧”低酸素の為、苦しいなどのツラさはなく、高山病のような症状が出にくいのも特徴です。
1回30分の時短・簡単ウォーキングで、効率よく継続できます♪
気になった方、まずは体験へお越しくださいませ!