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低酸素トレーニングの話

高地トレーニングから常圧低酸素トレーニングへ、その歴史と効果
高地トレーニングから常圧低酸素トレーニングへ、その歴史と効果について

 

近年、酸素濃度規制下での軽い運動が体に与える影響の研究が進んできました。

試しに、「高地トレーニング 学術論文」とインターネットで検索してみてください。多くの論文が出てくることがわかります。

 

最初は高地トレーニングとして、スポーツ選手のパフォーマンス向上のために研究され始めました。

一定期間、低圧・低酸素環境下に居住して行う高地トレーニングは、良い効果もある反面、体調管理の難しさがあります。

例えば日本最高峰である富士登山を経験した方であれば、わかっていただけるかもしれません。

富士登山の途中で酸素濃度の低下等による体調不良などで断念された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

高地になって、酸素濃度も薄くなると、人体に様々な影響をもたらします。

高地は良いことも難しい部分もあるけれど、良い部分のみを取り入れたやり方が考えられてきました。

 

この問題を解決する方法として、高地に滞在しながらより高度の低いところでトレーニングを行う方法を試した結果、更なるパフォーマンスアップが認められたこともあり、より低い高度での試行錯誤が行われました。

そのような研究の結果、常圧空間で酸素濃度のみ規制した空間で短時間動くことが、集約的に良い効果をもたらすことがわかってきました。

 

一般的には、常圧低酸素空間で行うトレーニングも本当に高地で行う高地トレーニングも「高地トレーニング」と呼ばれておりますが、カルクフィットのプログラムは常圧で酸素濃度のみ規制する環境下でのプログラム(オキシレグ(Oxy-Reg、OxygenーRegulated))となります。

オキシレグプログラムは、細胞・分子生物学の権威である京都府立医科大学の五條理志教授の監修の元作られたプログラムです。

 

 

低酸素空間で動くことは、スポーツ選手の実施している本当の「高地トレーニング」や、登山家のニュースなどとともに、「つらい、苦しい」ものとイメージされておりますが、カルクフィットのプログラムがいわゆる「高地トレーニング」と違うところは、常圧であるという点、富士山よりも低い2000mから2500m程度の高度と同等の酸素濃度、スポーツ選手のように激しい運動をするわけではないという点です。

その上で、運動能力向上、体重・体脂肪の減少、血圧改善、睡眠や精神面の安定性などの様々な改善効果が認められてきています。

 

また、何よりも実際の高地に行く時間も労力もなく、身近な施設で、しかもローコストで低酸素空間を利用できることは、大きなメリットです。 

 

普通のフィットネスクラブでも、まだほとんど導入されていない、空間全体を低酸素空間にして、快適に体を動かすことができるフィットネスがカルクフィットです。 

 

 

低酸素空間における運動の改善効果が期待されているところ

 

カルクフィットでは、酸素濃度を規制した室内にて短時間・軽い運動プログラム(低酸素トレーニング:オキシレグ)をすることで、ミトコンドリアに刺激を与え細胞の品質が向上し、カラダの中からしなやかなカラダづくりを行うことができます。

このプログラムは、京都府立医科大学大学院医学研究科の五條 理志教授(医学博士)の監修により考えられたものです。

 

低酸素空間で動くオキシレグプログラムは、次のような効果が期待されています。

・増血作用(貧血の改善)

・深い睡眠

・免疫力アップにより病気になりにくい身体

・ダイエット

・軽度高血圧症の改善

・疲れにくい身体

・持久力のアップ

・体力向上

・筋力、パワーのアップ

・細胞の修復による骨折の早期回復(検証中)

・認知症予防(海外の論文にはありますが、日本では今後検証)

・認知症進行の鈍化(海外の論文にはありますが、日本では今後検証)

・肌のハリ、ツヤが良くなる

・アンチエイジング

・競技力の向上

 

研究が進めば更にいろいろな効果が判明すると期待されています。

 

 

そもそもミトコンドリアって?

ミトコンドリアとは、エネルギー生産に関わる真核生物の細胞内小器官の一種の事です。

人のエネルギーの95%をミトコンドリアが生産しています。

ミトコンドリアでは、私たちの健康維持に必要なエネルギーが作られているのです。

低酸素空間での運動はミトコンドリアを元気にすることができます。人のエネルギーの95%はミトコンドリアが生産しており、私たちの健康にために、欠かすことはできません。

しかし

ミトコンドリアが不調になると...

慢性的なだるさ

目覚めがスッキリしない

免疫力の低下

などの影響が表れ始め、

老化が進む原因

になると考えられています。

ミトコンドリアの元気がなくなると、体に様々な不調をもたらします。慢性的なだるさ、目覚めがスッキリしない、免疫力の低下など、もしかしたらその不調はミトコンドリアに元気がないからかもしれません。ミトコンドリアの不調は、老化が進む原因にもなると考えられています。

 

カラダが重い、ココロが重い、それらはミトコンドリアの不調が影響しています。

これらの解決策は、食事の改善やサプリメントの摂取、そして特に運動によってその数を増やし、機能を改善する事が大切になっていきます。

 

 

カルクフィットは酸素の濃度をコントロールした空間で過ごすことのできるジム

 

カルクフィットでは、空間全体が低酸素となっているため、鼻や口に何かを付ける必要はありません。

空間全体がすがすがしく、自然と動いていただくことが可能です。